四十九日法要のいろは

四十九日 段取り・準備

四十九日というと、葬儀から1ヶ月以上も先のことですが、
あっという間に来てしまいます。

四十九日の準備は葬儀直後から始まります。

葬儀の時に、もう四十九日のことなんて…
精神的にも肉体的にも疲れているところに追い打ちをかけるようですが、
早めに取り掛かることで、スムーズに段取りを進められメリットが多いことは確かです。
がんばりましょう。

わたしが経験した四十九日法要を振り返ると、
「あの時に決めておけばよかった!」「知らずに恥をかいた!」という後悔がいくつかあります。
その反省点を踏まえ、準備段階でのポイントを紹介していきたいと思います。
 

親族が集まる葬儀の日に日程を決めてしまう


これは重要です。

四十九日法要を行うには何よりも先にお坊さんの予定を抑えなければいけません。
早めに相談した方が、希望する日程で予定を組める可能性大です。

四十九日がいつになるか調べ、(四十九日の数え方参照)
お坊さんに法要の日程を打診します。
あくまで打診です。
ここでマナーポイントですが、
先に日程を決めてお坊さんに依頼するのは失礼になるので注意が必要です。

どのように頼めばいいかわからない人に
依頼の際の文言の一例として紹介します。

 例)この度はお勤めをありがとうございました。
   今後ともよろしくお願い申し上げます。
   早速ではございますが、四十九日は○月○日になります。
   法要を直前の日曜日○月○日に執り行いたいと考えておりますが、
   ご住職のご都合はいかがでしょうか。


依頼のタイミングは
お布施をお渡しする際に時間があれば、相談するとよいでしょう。
葬儀当日に日程さえ決めてしまえば、その場で親族に一度に知らせることができ、効率的です。
(これは楽!)
 
何はともあれ日程です。
四十九日法要の詳細は後日準備で大丈夫です。

最近では葬儀を行った斎場で、四十九日法要もできるところもあります。
斎場は駐車場も完備されていますし、
遺族にも参列者にとっても利便性があります。
場所選びについても後に詳しく触れますが、
どこで執り行うかによって、準備は大きく変わってきます。
 

四十九日までに段取りすること


日時が決まった後の四十九日までのおおまかな段取りです。
詳細は別途それぞれ紹介します。

1.会場を決める
 自宅または菩提寺、葬儀場、ホテルなどを利用するのもいいでしょう。
 自宅以外は早目に予約した方が賢明です。

2.案内状を送る
 できれば、1ヶ月前には郵送したいものです。封書で返信用ハガキを同封します。

3.納骨の手配
 既にお墓がある場合は納骨。なければお墓を立てる検討をする。

4.本位牌・仏壇を用意する
 四十九日法要後、位牌は白木位牌から本位牌へ、
 そして本位牌を納める仏壇が必要になります。

5.お寺さんと打ち合わせ
 お坊さんの人数や送迎のことについて話し合っておきましょう。

6.法要後のお斎(会食)と引き出物(出席への返礼品)の数量確認と予約
 返ってきた返信用ハガキで出欠を確認し、人数を確定させ、料理と引き出物を
 手配します。
 料理は法要が終わる時間とお斎をする場所までの移動を考え、予約を入れます。

7.法要時の供え物・供花の手配をする(施主が用意する場合)

8.お坊さんへの御布施の準備
 「御布施」を用意します。お坊さんを送迎しない場合は「御車代」を
 お斎に出席しない場合は「御膳料」を包みます。

9.形見分けの準備
 故人の遺品は人に差し上げたり、処分したりします。
 

料金トラブルを避ける


仏事の費用の相場なんてわからないし、何より、家族を失った悲しみと疲労で、正常な判断力もない。

「もう考えたくない…」、「業者に適当に任せよう…」と丸投げしてしまうケースも少なくなく、言われるがままにしていたら、
車1台買える金額になっていたー!なんていうトラブルもちらほら。

そして、特に仏事の費用などは、変動します。
最初に提示された費用より高額になることも多々あることを頭に入れておきましょう。

四十九日の法要後のお斎(会食)会場・料理について

2018年05月03日 23時55分

四十九日法要の後にお斎という会食をするのが一般的な流れです。 お坊さんや法要に参列してくれた人たちをもてなす席を設ける為です。 お寺か自宅か、はたまた料亭やレストランか。 とにかく、自宅…

四十九日の引き出物と香典返しについて

2018年05月14日 23時46分

まず、最初に四十九日法要の引き出物と香典返しは違うものということを知っていましたか? (わたしは知りませんんでした…) 香典返しは四十九日の弔い明けを目処に送るのが、しきたり…

四十九日を目処に行う形見分けってどうしたらいいの?

2018年05月07日 17時53分

故人が生前愛用していた物を近親者、親しかった人、友人などに分けることを形見分けといいます。 形見分けは四十九日法要の日を目処に行う家庭もあります。 法要の日は、親族や友人が一度に集まるので…

 

郵送・宅配ですが、由緒ある神社さんで
きちんとお焚き上げしてもらえます。

お焚き上げの証明書が戻ってきます。
みんなのお焚き上げ
>>ちゃんとちゃんと、のお焚き上げ<<

 


 


香典返し専門店もあります。



おこころざし.com

https://www.ococorozashi.com/

 

 

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